2008年1月25日金曜日

今年で8年目。それでも…07年取材後の感想1

今年で8年目。それでも新しい発見にびっくり!

とうとうソファーを置く校長室が少数派になってしまいました。今年は6校中4校がテーブルになっていました。この取材を始めたころ、ソファーをやめてテーブルを置く学校は1校だけでした。ソファーは校長先生がどの方向を見て仕事をしているかの象徴というのが、この取材を初めて以来の私の考えです。保護者が校長室へ入る際、打合せテーブルの方が入りやすいという考えからです。今年のびっくりの1つ目です。

このレポートには6年前から全小学校の“時間割”と“学年通信”を紹介することを決め事にしています。ところが、今年初めて標準の時間割を作っていないという学校が2校もありました。初めてのことです。品川区の学校は国の定める年間授業時間を大幅に超えています。そのやり繰りのために時間割の変更が頻繁なのです。その結果、標準の時間割が必要なくなったのだと推測します。2つの学校は毎週の学年通信や連絡帳でその役割を果たしています。毎日の下校時間が書かれていて予想以上に便利です。今年のびっくりの2つ目です。

制度や建物だけではなく、学校や家庭での日常の様子がどんどん変わっています。もはや私たち保護者が経験してきた小・中学校ではありません。学校生活のスタイルや授業スタイルは私たちが思っている以上に変わっています。私自身も初めて見たり聞いたりしたことが今回もたくさんありました。「校長先生インタビュー 学校公開へ行こう」では、そのような入学してからでないとわかりづらいことや、この機会でないとなかなか知ることができない複数の小学校のことなどをできるだけわかりやすく紹介していきたいと思っています。

またこのレポートでは品川区の“プラン21”という改革プランで次々と打ち出される1つ1つの施策について紹介するとこを心がけてきましたが、今後はそれらの新しい制度によって変わる現場の先生方の工夫や現象にも注目して紹介していければと思います。是非みなさんも学校公開へ行って、びっくりしていただければと思います。

取材:行慶寺ルンビニ幼稚園HP委員会 村田成至

2007年 校長先生インタビュー(PDF) より抜粋

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