学校選択制スタートから6年。変わったこと
<指定校以外の選択率>
H18年(新1年生) ?
H17年(現1年生) 約23%
H16年(現2年生) 約19%
H15年(現3年生) 18.11%
H14年(現4年生) 17.99%
H13年(現5年生) 16.24%
H12年(現6年生) 資料なし
※ H13年~15年は専修大学自主ゼミ桑の会による『03年版 拡大する学校選択制 その現状と課題』を参照
※ H16年、17年は品川区の公式HPを参照
今年、品川区のすべての児童が、学校選択制を活用して入学した児童になりました。
物心ついたときからパソコンや携帯電話があるように、
品川区の“プラン21”にある、少人数授業や習熟度別授業、ALT(英語教育)といった指導方法も、
防犯ブザーを携帯することも、毎日通う小学校がすべて電子錠であることも
すべて、児童にとっては当たり前のことになりました。
そして、今20歳代後半までの教職員の方々にとっても、
学力定着度調査や外部評価がホームページで公表されていることが
就職した時から当たり前の職場になっています。
各小学校の独自の努力も素晴らしいと思います。。
校長室からソファーを取り払い、誰もが入りやすい雰囲気つくりをしている学校。
学校公開に“イベント”を盛り込んで、保護者が見に行きたくなる工夫をしている学校。
独自に保護者や児童にアンケートをとって改善点を発見する工夫をしている学校。
児童とのコミュニケーションを増やすために“俳句”という共通点を見出した学校。
学期ごとのテスト結果を学期ごとの学力定着度としてホームページに発表している学校。
どれも6年前までは考えられなかったことです。
また、このレポートの“校長先生に教えてもらった学校公開の見学ポイント”においては
単に「習熟度別学習」と挙げるのではなく、
「○日○校時目の5年生の少数掛け算の習熟度別学習」というように、
より詳しいポイントを校長先生に勧めていただけるようにもなりました。
表のように5年前は、6人に1人だった指定校以外の小学校への入学者の割合は
今年、4人に1人に迫る伸び方です。魅力的な小学校はどんどん児童が増えて行くのだろう
ということが、この表だけでも予想できそうになってきました。
今年は「もっと、学校公開へ行こう!」というタイトルにしました。
この6年間で一番変ったことは、どの小学校も、「学校公開にはたくさんの保護者に来てもらいたい」
という姿勢になっていることだと思います。
決めている人も、これからの人も、もっと、学校公開へ行こう!
取材:行慶寺ルンビニ幼稚園HP委員会 村田成至
2005年 校長先生インタビュー(PDF) より抜粋
2008年1月25日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿